2007年06月19日

[親学] 子育ての前に親育て。

mixi用の日記が妙に長くなったので、こちらにも転載。

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最近「いたい親」のニュースがあまりにも多くて、
親予備軍としてはいい加減うんざりです。
ちょっと前なら「きっついなあ」ですんでたけど、
子供の幼稚園とかでそんな親が周りにいると思うと、、、。
親の理不尽な要求、抗議に学校苦慮…読売調査
 具体例の中では、「自宅で掃除をさせていないから、学校でもさせないでほしい」「(子供同士で小さなトラブルになった)相手の子を転校させるか、登校させないようにしてほしい」など、我が子かわいさから理不尽な要求に至るケースが目立った。
(中略)
 親が学校現場を飛び越して、教育委員会や文部科学省に、メールや電話で苦情を持ち込むことも多く、ある教委では、抗議の電話が6時間に及んだという。暴力団とのつながりをほのめかし、圧力をかけようとするケースもあった。


給食費うんぬんとか、そういうのもね。

で、親がイタいことになってるから子供は当然イタいことになるし
そりゃ子供の前に親を教育せねば、というのは当然のリアクション。
そこで曰く「親学」が出てくるのだけど、
そうなると今度は「政府が口出しするな」とくる。
しかも反対してる人は子育てのすんだ40代、50代が多いんだって。
リンク先、長文ですがぜひ一読あれ。丁寧な分析。
「親学」提言はなぜ支持あるいは反発されるか
そこで、40代・50代。
この世代は、子育てをしていても既に「親学」提言に該当しない、
つまり事実上子育てを終わった人々が大半であろう。
彼らは子育ての全体を知っている。既に結果も出ている。
中には、自分はうまく子育てできなかった、子育てに失敗した、
と感じている人もいることだろう。

加えて、この世代は、例の「親学」提言に出されたことを
実行できていない場合がかなりあるはずだ。
母乳は時代遅れと、人工乳がもてはやされた時期でもあった。
子ども向けの舞台演劇など、
普通の生活をしていて見られるようなものでもなかった。
そのかわりに学校で演劇や演奏会を見る会があったりしたものだ。
そういった場合に、今回の「親学」提言はどのようにうつるだろうか。
「お前たちのしてきたことは間違っていたんだ、
足りなかったんだ」、そう言われたように見えないだろうか。

「親学」という言葉はどうかとおもうけど、
教育とか法律とかそういうのって、
「やるべきことはやる、あかんもんはあかん」という
暗黙の了解や不文律みたいなものがまずあって、
でもそれができていないから明文化しよう、って流れがおおい。

たとえば
「自転車マナーがひどいから、免許制。ヘルメット義務化」とか
「路上喫煙禁止」とか
「会社のパソコンでwinny厳禁」とかそういうことも。
#警察のPCにny入れて情報流してケツ拭くのも税金、とかいいかげんに(ry

ちなみに政府の親学提言の内容はと言えば、至極真っ当で
「そこまで言わんでもええやろ」と思うけど、
「そこまで言わなあかんのか」とも思う訳で。
バカ親急増、て、小学校は地獄か。
で、「政府の言うこと=何でも反対」なおばさまたちが
声を荒げて「家庭のことに口を出すな」というこの構図。

やれやれ。


今日のパパサウルスはそういう意味でも刺激的でした。

娘と一緒にピアノを弾いて、
「教えるのではなくてやりたいようにやらせる」という曽我部パパ。
ま、ミュージシャンで仕事場にも子供がいる、てのは、
特殊な(少数派という意味で)環境ではあるけれど
やっぱり「子供と一緒にいること」が
「あたりまえ」のこととして日常の中にある。
マンスリーパパサウルス

一方、「今日のパパ」の人は「子供と仲良くなろう」として
子供の気を引こうとか一緒に遊ぼうとかするんだけど、
子供はキャンプに行ってテントの中で漫画読んでて、
それが一番楽しい、とかそんな感じで。
父親が「がんばってる」さまが伝わるんだろうなあ。
今日のパパサウルス

奥様と二人「今日は教訓深いなあ」と言ってみたりしたのだけど、
あまりにも「子供と楽しんでいる」人と、
「子供と楽しもうとがんばっている」人のギャップがあって
なんだか大変だなあと思ったりする訳です。

もちろん僕にしてもいきなり立派な父親には慣れないので
試行錯誤しながらがんばったりするんだろうけど、
いや、がんばらなくていいのか、そのままがいいんだろうなあとか
色々悩んだりする訳ですよ、これ。
まだ生まれても無いのに、世の中は教訓にあふれている訳です。

でもまあ、子供ができてから、
今まで以上に夫婦ともに世の中のニュースに敏感になったし、
物事を見る目が多面的になってきているようで、
そんなこんなも結構楽しかったりするんだけどね。

てことで、長くなったのでこの辺でおしまい。
ピチカートファイブの歌で、
「こどもたちのこどもたちのこどもたちへ」というのがあって、
なんとなく思い出したりした訳です。

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posted by リョウ at 00:47 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
こんにちは。トラックバックありがとうございました。
リョウさんの記事を読んで気がついたのですが、
>>で、「政府の言うこと=何でも反対」なおばさまたちが
そういえば、元の新聞記事(調査結果)では、対象者の性別についてはなにも言及されていなかったんですね。私もなんとなくこの話題については女性が調査対象になっていると思い込んでいたのですが、実際はどうだったんでしょうね。
と、父親になる立場のリョウさんから言及いただいて、思いました。男性も育児に関わることには変わりないわけで、男性から見ると「親学」提言はどうだったのだろう、という興味がわきました。女性(母親)と比べると、やはり身内や社会からのプレッシャー(攻撃)は少ないのではないか、と予測してはいるのですが。
新たな視点をいただき、ありがとうございました。
Posted by あずみ at 2007年06月19日 23:03
はじめまして。検索からきました。

出来ない人をどうにかするために何かを決めるって行動自体に無理がありますよね。

できない人はやらない人という場合が多くて、決めたところでそういう人達は変わらないですから。

親学とか、食育とか、全部同じですね。必要な人は関心なくて、不要な人は自然に実践してる。

風呂のフタみたいなもんです。(笑)
Posted by 石川 at 2007年06月20日 16:53
>あずみさん
コメントありがとうございます。
いつもブログ見てる人からコメントがくると変な気分ですw

>>そういえば、元の新聞記事(調査結果)では、
>>対象者の性別についてはなにも言及されていなかったんですね。
そういわれれば、、、完全に決めつけでした。
20代(生まれる頃には30ですが)男性としての意見を言うと
「子供も生まれるし、しっかり仕事しろ」てのが現状ですね。
で「親学」に関して言うならば、ガイドラインはあってもいいかなと思います。
例えば僕の母(姑)の意見って、助言でもあるのだけど、
嫁にとってはプレッシャーになることもあるだろうし(おかんも見てるのであれですがw)
何をしたらいいか、てのはやっぱりわかりにくいものです。

あずみさんのブログにあった「子育てに失敗した」という言葉が印象的でしたが、
結局「成功」とか「失敗」はどこで判断するのか難しいところで、
親学の根本的な問題は「政府が言っていること」にあると思います。
今日、両親学級に行ってきましたが、「テレビはみちゃだめ」とか
「母乳で育てましょう」とか、「あ、これって親学」なことをいくつか言われました。
医学的根拠ともとに。

つまり、子育てのガイドラインみたいなものがあって、
それは誰かが親になる人に伝えるべきことで、
病院がやるのかというとそうでもないなあ、というところで、
政府が管理してもっていてくれるといいなあと僕自身は思います。
鵜呑みにするのでなく、内容に納得がいけば、
あとは個人の取捨選択というか、、、。

そんなところでしょうか。


>石川さん
コメントありがとうございます。
細々とやってるので、どういう経緯で来られたか、結構気になりますw

>>できない人はやらない人という場合が多くて、決めたところでそういう人達は変わらないですから。
いや〜、これおっしゃる通りですね。
嫁と二人で感心してしまいました。
親学の内容を吟味してみると、内容としては当然のことで、
そもそもそのつもりやけどさ、てことが多いのも事実です。
「それっていちいち言わんでもええやん」と思う反面、
「それをいちいち言わないかんのかぁ」とも思う訳です。

暗黙の了解、がスルーされてしまうのが現状なら、
声を上げて、それがどういう形であれ(だいたいは批判ですが)
マスメディアにのることは重要じゃないかと思います。

ブログの「息子のうれしい言葉」、
嫁と二人で「ほほ〜」といいながら拝見しました。
これからもよろしくお願いします。
Posted by リョウ@西区 男の子育て日記 at 2007年06月20日 20:49
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